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第2回業種別・職種別労働運動研究会の内容

第2回業種別・職種別労働運動研究会の内容

日程:2017年5月9日(火)14:00~17:00
会場:東京労働会館地階
報告:北健一さん(出版労連書記次長、出版ネッツ元委員長)
テーマ:出版産業における業種別・職種別労働運動について

内容

出版労連の中には、個人加盟ユニオンとして、出版情報関連ユニオン(主に被雇用者が加入)と出版ネッツ(フリーランサーが加入)が存在します。

第2回目であるこの研究会では、下記のような内容が報告されました。

・産別から人を出し個人加盟を支えており、企業別組合としてもサポートする体制を築いていること
・出版最賃が事実上凍結されている一方、取次の仕事に非正規が増大している中、最賃運動に力を入れていること
・総合出版社がリードしほかの小共闘が追いかけるという形で共闘し、賃金の一定水準をつくってきたこと
・「見て覚えろ」の世界で、かつ会社ごとのOJT機能が低下している中、技術講座に力を入れていること
・職能に基づく結集が強いが、「入らない?」と自然に言えるような、「この組合いいなあ」という空気感を大事にしていること
・業界団体とは春・秋の懇談を開催しているほか、「出版研究集会」のような組合が主催する大きな行事には業界団体が来てくれる関係であること

参加者から様々な疑問が飛び出し、理解が深まりました。

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