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129期資本論と労働運動教室

129期資本論と労働運動教室

江口健志


「格差・貧困」を生みだす新自由主義とバブル経済に依存する現代資本主義は、深刻な行き詰まりを見せています。同時に、社会的危機はそれを乗り越える実践的課題を提起しています。

この教室では、現代資本主義分析の指針としての資本論を労働運動論との関連で読み解き、社会変革の展望と労働運動の課題について考えます。『資本論』を読んだことのない人も歓迎します。

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講座概要

 日程:11月7日~12月5日 毎週土曜日 午後1時~5時
 会場:全労連会館
 会費:全5回で10,000円(聴講は1回2,500円)
 講師:江口健志(東京労働学校講師、東京学習会議常任理事)

日程テーマ
第1回11月7日(土)資本主義的市場経済と労働運動
構造改革の吹き荒れる現代、市場経済を根本からとらえ返す。さらに資本の価値増殖の秘密を解き明かし、労働を基礎とした社会把握、労働運動における労働論のもつ意義についても考察する。
第2回11月14日(土)企業支配分析の基礎理論と主体形成の可能性
長時間過密労働や「合理化」など資本による労働者支配のしくみを、資本主義的生産過程の基礎から解き明かす。同時に、労働者の階級としての発展、変革主体形成の過程、労働運動による規制の可能性も考える。
第3回11月21日(土)現代の貧困化と労働運動
失業・半失業を組み込んだ資本の蓄積運動と労働者統合のしくみとともに、「反貧困の労働運動」の可能性を検討する。さらに労働の社会化による社会変革の物質的・主体的条件の形成について考える。
第4回11月28日(土)恐慌論の基礎と変革論の課題
信用メカニズムを中心に恐慌の基礎理論を考察し、現代の金融危機への基本視角を検討する。さらに株式会社の歴史的意義について、労働運動の課題との関連で考える。
第5回12月5日(土)現代資本主義論と変革の展望
第二次世界大戦後、国家介入を恒常化させ、飛躍的な高度経済成長を成し遂げた現代資本主義。74-5年不況を画期として、現代資本主義は「新自由主義とバブル経済依存」という新たな段階に突入するが、2000年代以降、深刻な「行き詰まり」に直面している。「資本主義の限界」と民主的計画的コントロールの課題、労働運動の役割について考える。


CD・ネット受講

 詳細はこちらご覧ください

【会費】
 CD受講:12,000円(音声CD・データCDのどちらを希望か明記してください)
 ネット受講:10,000円

【お支払方法】
 ①郵便振替:払込用紙を郵送いたします。
 ②銀行振込:メール、FAX等で振込先口座をご案内いたします。


お申込

 受講のお申し込みはメールまたはFAXでお願いします。
 メール:gakusyuukaigi@gmail.com
 FAX:03-5842-5647
 お問い合わせ:03-5842-5646


会場地図

【全労連会館】

全労連会館


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